朝起きた時や寝不足の時、【顔のムクミ】が気になった事がある方は多いのではないでしょうか。
サロンでもお顔の悩みで”ムクミ”は上位にいつもランクインしています。
そんなムクミはなぜ起こるのでしょうか。
▼目次
顔のムクミの原因
顔のムクミの原因は体内に水が溜まることが原因とされています。
人体は約60%が水分で構成されており、日常的に食品や飲み物などで摂取した水分は、
血液、リンパ液などの体液を巡らせて循環しています。
不要な水分は尿や汗となり排泄されます。
ムクミは細胞間に水分が溜まった状態をいい、主に血液循環が悪くなったことにより引き起こされます。
血液は、私達の身体に必要な酸素や栄養素を身体の隅々までとどけ、
体内に届け終わった血液は、二酸化炭素や老廃物を回収しながら心臓に戻っていきます。
血流が悪くなると、血液がきちんと心臓に戻らずに水分が細胞間に染み出し、ムクミが起きます。
睡眠不足
人は寝ている間に体液を循環させ、老廃物を排泄する準備をし、
細胞や皮膚、筋肉の修復を行っています。
睡眠時間が少ないと余分な水分や老廃物をため込みやすくなり、
代謝が十分にできなくなるため、筋肉疲労や皮膚の回復ができず、
更にはムクミを引き起こします。
朝起きた時のムクミ
朝起きた時顔のムクミを実感される方も多いかと思います。
前項で述べた睡眠不足も影響しますが、
寝ている間は体は横になっているかと思います。
日中はほぼ立っていたり座っていたり過ごすように、
人間の水分は重力によって、下に引っ張られます。
お昼過ぎぐらいから顔のムクミが気にならなくなるように、
夜寝ている時は体に平均的に水分がかかるからです。
飲酒や塩分の過剰摂取
お酒をたくさん飲んだ翌日や、塩辛いものをたくさん食べた翌日に
顔のムクミが気になる方は多いかと思います。
お酒を飲むときは、味の濃い物や〆のラーメンなど塩分が多い
食べ物を自然と摂取しています。
身体には塩分濃度を一定に保とうとする働きがあります。
塩分を取りすぎると、体内の塩分濃度を薄める為に身体が水分をため込みます。
それがムクミにつながります。
またアルコールは利尿作用があるため、身体は逆に水分不足の状態になります。
人間には一定の水分を維持する働き(ホメオスタシス)がありますので、
身体が水を分ため込もうとし、ムクミにつながります。
顔がむくまない為には
血流を良くし、冷えないようにする。
筋肉を動かす事は血流を良くし、同時にお水の通り道であるリンパ管の流れも良くします。
また身体が冷えていると血液循環が悪くなるので、湯舟に浸かったり、三首と言われる、
手首、足首、首を冷やさない服装をこころがけるなどをするとムクミ対策になります。
塩分や飲酒量に気を付ける
塩分や飲酒は水をため込む性質があります。
ですが、大切な人との飲食は楽しい時間。
塩分を控えめに、飲酒時は水分をお酒と同量を目安にしっかりとりましょう。
また飲食は睡眠の3時間前に終える事で消化活動が収まり、安眠にも。
またカリウムを多く含む食材を取ることで、塩分を尿に混ぜて排泄してくれます。
カリウムは、ホウレンソウ、カボチャ、トマト、きゃべつ、納豆、わかめなどに多く含まれています。
ムクミが気になる方は意識して摂取してみてください。
まとめ
ムクミは血液循環と水分が密接にかかわっています。
普段から筋肉をしっかり動かし、身体を冷やさないような生活習慣を心がけ、
塩分や水分の摂取量に注意してすごし、ムクミの無い日々を過ごしましょう。
Relaxation House mirimili
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